塾にありがちなこと

仮に、週3~4で塾に通った場合を考えてみましょう。

 

朝練と授業と放課後練で疲れた体を引きずって塾に行くわけですが、

その塾ではどのような営みがなされているかご説明いたしましょう。

 

まず、疲れ切っているのでついつい居眠りです。

寝ていても起こす講師は少数派です。

睡眠不足でイライラしがちな生徒が講師や他の生徒に悪態をついたり、

最悪トラブル起こして辞めていったりするので、

長い目で見ると起こさない方が得だからです。

 

生徒のお喋りについても同じような対応です。

お喋りを講師に注意されて逆ギレ→塾に苦情→塾を辞める、

そのフローチャートを恐れる上層部や経営者。

そこで「生徒を叱らない塾」なんてのができあがります。

 

もっとひどい塾になると、

生徒が授業そっちのけでカードバトルしているとき、

授業担当の講師がそれに参戦、なんてこともあると聞いています。

 

全ての塾がこうではないハズですが、

こうした現状があるというのは知っていて損はないはずです。

 

次いで授業ですが、まるまる説明に費やしても

それを消化できるのは一部の上位層だけです。

従って、そうでない生徒対象の塾であれば、

息抜きトークやギャグで生徒を和ませます(笑)

 

普通テキストを読んで説明しただけではわかりにくいところを

あの手この手で「わかった気にさせる」のが講師の役割です。

 

だから授業だけでは身につかないので宿題がたっぷり出ます

どんな塾であっても、成績が上がるかどうかは生徒の宿題の頑張り頼みなのが実情です。

 

結局自宅での自主学習がメインになるのであれば、

最初から自宅で頑張れば、教育費が家計を圧迫することもありません。

 

 

 

ついでにもう1点。

塾に通うとなると「送迎」の問題もあります。

夕方~夜の忙しい時間に子供を塾まで車に乗せて、

夜遅い時間に車で迎えに行く、

これはなかなか大変だと思うんですね。

 

女子生徒が変質者に追われたとかのトラブルだけでなく、

男子生徒でも月謝や講習費用をカツアゲされたという話はよく聞きます。

塾のある地域によっては、こういうリスクも頭に入れておかなければなりません。

 

また、私は酒はあまりやらないので呑む人の苦労は想像でしかわかりませんが、

晩酌を我慢しての送迎がつらいというのは私でも想像できます。

 

そして塾の終わる時間を見計らってわが子を迎えに行くと、

いわゆる“塾渋滞”なんてものができていたりします。

そのうえ、講師が授業延長することもしばしばあります。

 

当たり前ですが、家庭教師ではこういう送迎の苦労はありません

 

まとめると

・寝てても起こさない講師

(「起こすと生徒に辞められる」から)

・塾=わかった気にさせるところ

・成績向上は宿題頼み

・送迎は予想以上に消耗します

となります。

 

 

家庭教師というチョイスで

 日々の消耗から離れてみませんか?