その他おすすめ勉強法

学びのタイミング

「覚えられないのは復習のタイミングが問題?」

 

なかなか覚えられない理由はあれこれ考えられますが、

復習のタイミング」に問題がある方が多いです。 

 

ドイツの心理学者・エビングハウスの実験では、

20分後に42%、

1時間後で56%、

9時間後で64%を忘れ、

その後少しゆるやかになり、

6日後にはおよそ76%を忘れてしまうそうです。 

 

覚えたつもりでも、復習をしなければ、

6日後には24%しか残っていないのです。 

 

逆に、忘れてしまう前に復習をすると、

忘れていくスピードはゆるやかになり、

時間が経過しても忘れにくくなります。

 

つまり、家庭教師で授業を受けた後の復習が何よりも大切になります。 

そして一番大切なのは、

その日に習ったことをなるべく24時間以内に復習することです。

 

ただ、家庭教師で指導をした直後にワークをガンガンやる!というのは

さすがにしんどいと思います。 

 

そこで、

その日にやったノートやテキストを

寝る前にパラパラっと見直しましょう。

それだけでも効果が全然違います。

 

あと、ページをそのままにして眠りにつき、

朝起きたときにもう一度見直しして下さい。

そこまでできれば、定着度がぐっとあがりますよ。

 

 

 

「勉強はご飯前が効率的!?」

 

勉強をがんばっているのになかなか成果がでない…。

こんな相談をよく受けます。

 

これには様々な理由が考えられますが、

やったことを忘れてしまう・記憶に残らない

ということが最も考えられます。 

 

そんな生徒にお勧めしたいのは

ご飯前に勉強をしてみる」ということです。

 

東京医学部総合研究所のハエを使った実験により、

空腹になると記憶に関わるたんぱく質が活性化される

ということが判明しました。 

これは人間にも当てはまるそうです。 

 

つまり、「通常時よりも空腹時のほうが記憶力が上がる」ということが

科学的に証明されたのです。

 

 

 

「効率が良い勉強のタイミングとは?」

 

いつも同じ時間にやっているが「勉強に集中できない」とか

「記憶に残らない」というような方にオススメしたいのは

お風呂に入った後に勉強をする」ことです。

 

お風呂にはストレス解消やる気アップの効果があります。 

ゆっくり湯船につかることで、疲れやストレスが軽減されるだけでなく、

脳がリラックスした状態になります。 

リラックスした状態や幸せな気分のときは脳の働きが活発になります。 

 

つまり、お風呂に入った後の時間は、非常に脳が活性化している状況なのです。

 

ご飯の前に/お風呂のあと、どっちやねん!と思う人もいることでしょう(笑)

そこでみなさん、工夫してみてください。

たとえば、休みの日にはご飯前の勉強を心がけ、

平日はお風呂後の勉強を心がけるという使い分けなんていかがでしょうか。 

 

 

 

「勉強場所を変えれば効率も上がる!?」

 

オススメしたい方法は、リビング勉強法です。

人が周りで動いたり、雑音などもありますが、

「一人でやるときよりも淡々と勉強するようになった」という声を

たくさん頂いております。 

 

少なからずだれかに見られているという意識があるので、

それがプラスに働いているようです。 

 

ただ、リビングといってもテレビや音楽などは流さないようにお願いします。 

お子様の集中力を欠く要因となります。 

 

同じ空間で勉強することで、

家族の間にコミュニケーションも生まれるので一石二鳥です。

 

あと、あまり大きな声では言えませんが、

子供としては日頃の頑張りを見せることができるので、

小遣いアップなどの交渉がしやすくなるというメリットもあります(笑)

 

 

 

「時間を有効に使うための効率の良い勉強方法」

 

まず最初におすすめしたいのは、

勉強する場所を変える」ということです。

 

夏休みなどは暑い中ずっと同じ机に座って勉強をするので、

どうしても勉強がマンネリになりがち。 

 

同じ家の中でも、子供部屋からリビングに変えたり、

図書館に行って勉強したりと、場所を変えることで気分がリフレッシュし、

勉強効率が良くなります。 

 

ぐだぐだ長時間やるよりも、短時間で集中してするほうが、

記憶にも残りやすく、時間も有効に使えます。

 

 

2つめにおすすめなのが、「張り紙暗記法」です。

 

例えば、トイレの壁に覚えたいことや問題を貼り付けておくことで、

必然的に毎日目を通すことになります。 

 

これを「顔を洗う→トイレ→朝食」という生活パターンにあわせて、

覚えることを(洗面器、トイレ、食卓など)にそれぞれ貼り付けておきます。 

それにより、覚えることが目に焼き付いて自然と覚えることができます。

 

 

最後は、「感情を動かして勉強する」ということです。 

 

ほとんどの人が経験からわかると思いますが、

楽しかったことや嬉しかったこと、

驚いたことなど強い感情の動きを伴う経験は、

後々までよく覚えています。 

 

これは勉強でも同じことが言えます。

少しでも面白ければ、「これ面白いな~」とか、

少しでも疑問に思えば、「なんでだろう?」と、

少し大げさにリアクションを取ってみてください。 

 

このときの感情は、ネガティブなものよりも

「たのしー!」「すっごーい!」というポジティブな感情のほうが

効果があります。 

感情を入れて勉強することで、記憶にも残りやすくなりますし、

そんな自分が少し笑えて楽しくなります。 

是非一度、試してみて下さいね。

 

 

 

 

「マンネリを打破する少し変わった暗記法」

 

①誰かに教えてみよう!

 

人に教えるには、

自分が問題を解くよりも3倍の知識・理解度が必要と言われています。 

人に説明すると、自分が本当に理解できているかを判断できます。

同時に、記憶が定着しやすくなるメリットもあります。 

 

とはいえ、人に教える機会というのはそうそうありません。 

そこでオススメなのは、人形に向かって説明してみることです。 

人形に向かって言葉に出して説明することで、理解度がより深まります。

勉強に行き詰ったときのリフレッシュにもなります。

 

②耳をふさいでみよう!

 

耳をふさぐことで雑音がなくなります。

その状態でつぶやくと、

自分の声が骨振動で伝わることで脳が活性化するそうです。 

また、雑音がなくなることで集中力アップにも効果があります。

 

③絵や図で簡単に!

 

英単語や歴史の人物名などもただ文字を書いて覚えるのではなく、

落書き程度に絵を一緒に書きながら覚えると記憶に残りやすくなります。

 

また、長文の内容を絵や図で表現すると、

全文訳を書くより手っ取り早く済むケースもあります。

 

勉強に行き詰ったり、勉強が嫌いでやる気がでないという生徒は、

まずは楽しく落書きをしながら勉強してみはいかがでしょうか。

 

 

 

 

「テストの結果が出た後が大切!」

 

テストの結果で一喜一憂するのも良いですが、

最も重要なのは「テストで間違えた部分をしっかり確認・理解すること」です。 

学校の先生から返された答案は、是非こちらにお見せ下さい。 

私と一緒に、弱点をしっかり確認していくようにしましょう。

 

テスト等で間違えてしまった問題をまとめる、

間違いノート”を作っている生徒さんも多いと思います。 

“間違いノート”は、次のテストや受験の前に、

自分の弱点をすぐにおさらい出来るという利点があります。 

 

ただし、色を何色も使って凝ったノートを作る必要はありません。 

2~3色で自分がわかり易い(視覚的に覚え易い)ノート作りを

心がけると良いでしょう。

 

 

 

「眠気をさます方法!」

 

某予備校の先生は

「手の甲に針を刺す」

「コーヒーにユンケルぶち込んで飲む」

という手段で眠気と戦っていたそうです。

 

なにもそこまで…と思った方は、

以下の方法を取り入れてみてはどうでしょう?

 

①ツボを刺激する

 

手の中指側面の爪の生え際あたりを強めに刺激してください。 

ツボが刺激されて、目が冴えてきます。

 

②耳を引っ張る

 

眠いなと感じたら、耳を引っ張ってください。

耳の付け根を刺激することで眠気が覚めてきます。 

耳の周りには多くのリンパ腺が集中していて脳への血流もよくなります。

 

③深呼吸をする

 

鼻で息を大きくすって口から出してください。 

何度も繰り返すことで新鮮な酸素が脳に届き、頭が活性化します。

 

 

 

 

「計算ミスをなくす方法」

 

数学のテストの点数が期待以下だった生徒の多くはこう言います。

「計算ミスりました」「凡ミスやっちゃいました」と。

 

ここで問題が2つ。

① ホントにそれ、ただのミスなのか

② ミスの言い訳が癖になっていないか

これ、極めて重要なことなのでよく確かめてみてください。

 

例えば 2x+3 = 5x とやっちゃったとします。

これまで数学の計算を頑張ってきた人であれば「ケアレスミス」で済みます。

が、文字式習いたての中1や、あまり計算をしてこなかった人であれば、

実は文字式がわかっていないのではないか?」ということにもなります。

 

また、「ミスは誰でもやるから仕方ない」と考えている人もいます。

この考えは非常に危険です。

「仕方がない」→「やっても直らない」→「だからやらない・やる意味ない」

という流れが出来上がっているとしたら、もう手遅れです。

 

ミスを言い訳にするステージを卒業する手段としておススメなのは、

「計算ミスしたところをノートに書き留めておく」ことです。 

こうすることで、自分のミスの傾向や癖がわかるようになります。 

 

そして同じような問題が出たときに、

自然とミスをしないように意識して解くようになり、

自然と計算ミスは少なくなります。

 

もう一つおすすめしたいのは、

「テスト用紙の裏にもう一度解いてみる」ということです。 

 

テストで、どうしても答えに違和感があるときや時間が余ったときは、

もう一度テストの裏に書いてやり直してみましょう。 

時間はかかりますが、計算ミスをなくせる一番確実な方法です。

是非一度、試してみてください。

 

 

「英単語の覚え方」

 

漢字に“へん”や“つくり”があるように、

英単語にも意味を表す部品があります。

 

例えば「接頭語」。

接頭語とは、単語の初めについている2~5文字程度の英語のこと。 

実は、これを知っているだけで、単語の意味が覚えやすくなるのです。

 

たとえば【fore】という接頭語の例を見てみましょう。 

【fore】には、「前に、前の、あらかじめ」という意味があります。

これを接頭語として持つ単語の例を挙げると、

 

■forefinger  ・・・fore=前の + finger=指 → 前の指 

 → 「人差し指」という意味。

 

 (余談:この単語を「4本指」と訳した生徒がいました。

     4本ならば複数のsがついてfingersになるはずです)

 

■forecast  ・・・fore=あらかじめ + cast=投げかける、投じる 

 → あらかじめ投げかけておく=「予測する」という意味。

 

 (ちなみにweather forecastで「天気予報」です)

 

このように、【摂頭語】を知っているだけで、

知らない英単語でも意味がわかるようになります。

 

 

 

「国語の点数を上げる方法」

 

おすすめしたいのは、「解説を上手に利用する」ということです。

 

まず「ワーク」か「教科書準拠テキスト」を用意し、一通り解いてみます。

 その後の答え合わせの時に、誤答した問題はもちろん、

正答した問題に関しても解説をしっかりと読んでください。 

「解説」には「なぜその答えになったか」という理由を書いてくれているので、

国語の勉強にはとっても役に立つのです。 

これをしっかり理解することで、

その文章の言いたいことや主張したいことがわかります。 

そのポイントがわかれば、違う問題が出題されても対応しやすくなります。

 

」とか「フィーリング」だけで解こうとすると大やけどします。

 

多くの方は、「この解説を読む」ことをあまりやりません。

そのため、本当の国語力がつきません。 

解説をしっかりと読みこむことで

「どうしてそういう答えになるのか」というちゃんとした理由がわかります。 

それをつみ重ねることにより、学校の定期テストはもちろん、

文章そのものを理解する「読解力」の強化にもつながります。

 

 

 

「試験前日~当日までの過ごし方」

 

よくあるのは「試験に勝つ」のゲン担ぎで前日の夕飯がとんかつ

というパターン。

これ、鋼鉄の胃袋を持つ人にはいいかもしれませんが、

試験前でナーバスになっている胃袋には、必ずしも良いとは限りません。

 

 

■試験前日

◎いつもと同じ生活を心がける

試験前日だからといって、あえて早く寝ようとしたり、

特別なものを食べたりすることは厳禁です。 

 

試験当日になるべくリラックスして臨めるよう、

いつもと同じ生活リズムを意識しましょう。

 

◎持ち物は前日に準備する

「受験表」や「筆記用具」などは、必ず前日に準備してください。 

当日の朝はなるべくゆったりとした気分で家を出ましょう。

 

■入試当日

◎朝食をしっかり摂る!

とくに脳のエネルギー源になるブドウ糖を、

炭水化物の形でしっかりと摂取してください。 

果物の果糖よりも、白米などの炭水化物のほうが、

少しずつ血糖値が上がっていくので、集中力が長持ちしやすいです。

 

 

◎時間に余裕を持って試験に臨む!

試験会場には、早めに行って下見をしておくと心が落ち着きます。 

当日の渋滞や交通機関の遅れなども考えられるので、

時間に余裕を持って出発しましょう。

 

■試験中

◎わからない問題があってもあわてない

自分の苦手な分野から出題されたり、

解らない問題が出題されたからといって焦る必要はありません。 

 

入試は100点満点をとらなければ合格できないというわけではありません。

わからない問題が出るのが当然です。 

そんなときは

自分がわからない問題は他の子もわからない」くらいの

心のゆとりが大切です。 

 

もしわからない問題が出た場合は、

飛ばして先に解けそうな問題を解きようにしましょう。

 

◎一呼吸おいてから解き始める

「試験開始」という声がかかったら、

すぐにテストをめくって解き始めるのではなく、

一度深呼吸をしてから始めましょう。 

心に少し余裕を持って試験に臨めますよ。

 

◎休憩時間に終わったテストの話をしない(←特に重要!

休憩時間などに答え合わせしたり、

前の時間のテストの話はしないようにしましょう。 

周りにとっても自分にとっても良くありません。 

自分だけでなく、友達とも事前に

「テストの話はしない」と約束しておきましょう。